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あの海○雄山も唸るかもしれない、いまどきの社員食堂。

社員食堂訪問記

社食File.60 国際自動車株式会社(東雲センター)

東京都港区赤坂に本社を構える国際自動車株式会社は、タクシー・ハイヤー・バスをはじめ、リース、自動車保険、自動車整備、自動車運行管理サービス、駐車場事業に至るまで、自動車運行に関わるあらゆるサービス部門を有する旅客運送事業の総合企業です。同社ではタクシー事業3,667台、ハイヤー事業521台、バス事業170台、営業車両4,358台を有しており、kmタクシーとしての年間無線配車台数236万件、契約社数約1万件にのぼり、年商506億円(連結・2018年3月期)と日々利用者にサービスを提供しています。

大正9年(1920年)3月22日に設立され、東京オリンピックの行われる2020年には100周年を迎える同社では「顧客満足は従業員満足から」との考えから、社員の満足度向上に力を入れています。そんな同社の社員食堂があるのが東雲センター。こちらは、タクシー、ハイヤー、バスの営業所が入っている複合施設なのでドライバーが多数在籍しており、社員の研修会場としても利用されています。

それでは国際自動車の東雲食堂を覗いてみましょう!

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ドライバーの”働きやすさ”を向上させる社員食堂

ドライバーは勤務時間などが不規則なため、出庫後の食事はコンビニなどで済ませる場合が多くなってしまい、栄養が偏ってしまいがちです。

そのため国際自動車の社員食堂でのメニューづくりに関しては、栄養士が栄養バランスを考慮し、メニュー表にはカロリー表示を行うと共に、定期的にカレーフェアや、ラーメンフェアなど、人気のあるイベントを開催するなど、健康的かつ魅力的なメニューづくりを実践されています。

また、食事タイムはドライバーにとって体調維持管理のための貴重な休憩時間であり、リフレッシュして新たな気持ちでそのあとの勤務に就くための重要な時間となっています。社員食堂は、ドライバー同士の情報交換を行える場所であり、営業所の違う社員同士がコミュニケーションをはかれるスペースとなっているのです。

同社に「社員食堂の位置づけ」をうかがうと、

「『社員に安価で美味しいものを提供する福利厚生施設』であり『社員のコミュニケーションを促進する場』であり、『社員の健康管理』を目的としています。中でも食事と健康は密接な関係にあり、会社としてもドライバーの健康状態を十分に把握した上で、その健康管理を適切に行う必要がありますので、弊社では健康に対する取り組みについて、特にチカラを入れています」(同社総務課)。

同社は、経済産業省と日本健康会議が共同で顕彰する「健康経営優良法人2018(ホワイト500)」での認証、日本政策投資銀行が行う「DBJ健康経営格付」にて、旅客運送業界初の最高ランクの格付を取得するなど、社員の健康増進に対する取り組みを外部からも高く評価されていますが、その基盤となっているのが「輸送の安全確保と従業員の健康の保持増進のため策定した”km健康づくりマスタープラン”」です。これは「健康起因事故ゼロ」「疾病等による長期欠勤の低減」に向けた取り組みを行うもので、東雲食堂ではその指針の実施および健康増進の一翼を担っている施設となっています。

新卒者への積極的なリクルーティング、やりたいことが見つかることを応援する「仮面就職」、リクルートスーツや履歴書不要の「すっぽんぽん採用」といった独特な採用方法や女性タクシードライバーが働きやすい環境を整備している企業として「女性ドライバー応援企業」に第一号認定されるなど、働きやすい職場づくりにますます力をいれている国際自動車さんの社員食堂でした。

 

  • 社食File.59 東京女子医科大学附属八千代医療センター