食べたらわかる! 食べなきゃわからない
会議弁当として絶賛されている 塚田農場の"モチ弁"を食べてみた
居酒屋で有名な塚田農場の名前を冠した宅配弁当会社である塚田農場プラスさん。その弁当の味の評価が高いことから各方面で話題となっていますが、悩みがあるとか・・・。その悩みを聞いてほしいと社食ドットコムにご相談がありましたので、早速取材に伺いました。
ご対応いただいたのは、お弁当営業を担当する山田貴之さん(どこかで聞いたことがあるような・・・)。
快進撃を続ける塚田農場さんに一体どのような悩みがあるのでしょうか?
株式会社塚田農場プラスとは
居酒屋の「塚田農場」を運営している株式会社エー・ピー・ カンパニーが2014年7月より行なっていた新規事業の宅配弁当事業「おべんとラボ」の事業を、東京23区およびその近隣地域を対象とし、株式会社塚田農場プラスとして2015年7月に法人化し設立した会社。業務内容は一般企業向け、医療・製薬業界向けのお弁当販売を行なっている。
今日はよろしくお願いします。こちらは居酒屋の塚田農場を運営するエー・ピーカンパニーさんの本社ですね。子会社とはいえ、勝手に会議室をつかっていいんですか(笑)。
内緒でお願いします(笑)
本当はちゃんと申請していますので大丈夫ですよ。
今日は塚田農場さんの悩みがあると聞いてきました。私に解決できるとは思いませんが、それでもかまいませんか?
いや、解決してください(笑)
高評価を得ているお弁当のジレンマ
無理難題を言われそうな気がして気が引けますが、一体どんな悩みなんですか?(おそるおそる)
弊社は企業や病院向けに宅配ランチ弁当を販売しているのですが、食べた方からはとても高評価をいただいています。
い、いきなり自慢から入りましたね。いいことじゃないですか。
そうなんですが、食べたことのない方からは評価をいただけないわけです。
なるほど(そりゃそうでしょ)
そこで「とにかくまず食べていただきたいのでどうすれば良いか」ということが相談となります。
どんな方に食べていただきたいのですか?
それは会議や研修などのお弁当を発注する担当者の方です。企業では総務などの方が対象となります。
なるほど。
会社で全国の営業所などから集まるような会議や勉強会、新入社員研修などでお弁当が必要なときに、総務の方がそのお弁当をオーダーするわけですね。
そのようなケースだと、あまり頻繁にオーダーするということではありませんよね?
はい。そうなんです。
ネットでお弁当をオーダーすることの問題点
お弁当発注担当者はどのような方法で注文することが多いのですか?
多くはインターネットで注文します。お弁当のプラットフォームサイトで購入するケースが多いですね。
なるほど。便利ですからね。
便利なことは間違いないのですが、年に数回しかオーダーする機会がないので、おいしいお弁当屋さんを開拓することもないですし、かつて選んだことのあるお弁当屋さんを選ぶことになってしまうのが現状です。
なるほど、行動パターンが出来上がっているわけですね。
発注者も「失敗はできない」という意識が働くので、以前頼んだ同じお弁当業者がそこそこであれば、「それでいいか」と再度頼む場合が多いですね。
「より美味しいものを」というよりも、
「前に文句がでなかった」という評価基準になってしまっている、と。
そうかもしれません。
年に数回しか頼む機会がない方も結構いらっしゃいます。
そういった方からするとリスクを冒して新規開拓するよりも、以前頼んで文句の出なかったお弁当屋さんになってしまうのは仕方ないと思います。
ただ、弊社のお弁当は「味」が一番のセールスポイントなので、サイト上で表現できる画像の世界では魅力を伝えきれないんです。
一度は食べて頂きたいと?
はい。
塚田農場のお弁当の特長
そこで、「一度塚田農場のお弁当を食べればそのクオリティがわかる」ということになるわけですね。
とはいっても塚田農場のお弁当が美味しくなければ、リピートもされませんよね。塚田農場のお弁当の特長を教えてください。
特に味わっていただきたいのはお米です。お弁当はほとんどの場合、冷めた状態で食べるので、「冷めてもおいしいお米はないか」と、様々な種類の米を全国から探した結果、佐賀県の白浜さんという方が生産する「さがびより」をはじめ、現在は3種類の米に厳選して直接契約しているんですよ。
「冷めても美味しい」ってところ、魅力ですね。
お弁当なので、どうしても冷めた状態で食べることが多くなりますので。
ちなみに牛肉も北海道産の黒牛を提供していますが、餌から育て方など徹底的にこだわっておいしい黒牛を飼育されている生産者二人と契約しています。
うっ、美味しそう・・・。お弁当ってその背景や説明など知らずに食べることが多いので、ストーリーを聞くと俄然興味が湧いてきますね。
そうなんです! こういった“こだわりのストーリー”をお客様にしっかりと伝えることができれば、「一度食べてみたい」と思っていただけますし、おのずと注文につながっていくと思っています。
実際に食べてみました
なるほど。「一度食べてもらうことができるかどうか」ってところがポイントですね。
そこはどうやるんですか?
それを相談しているんですけど・・・
(げっ、どうしよ)
じ、じっさい食べてみないことには美味しいかどうかわかりませんね・・・
そう思って用意してきました。
『北海道産黒牛100% 黒牛バーグ弁当』です。
どうぞ。
おおっ、待ってました。いただきまーす。
<もぐもぐタイム>
まずは冷たくても美味しいご飯は、と。
おっ、確かに冷めていても美味しいですね。これはなぜですか?
旨味、香りがともによく、程よいモチっと感が特徴のお米のなんですよ。冷飯理化学食味測定において、「含水率」「食味値」「経時」、そして冷飯の咀しゃく値・物性咀しゃく評価において「粒離れ」「喉ごし感」で最良評価を受けています。科学的にも認められている22年連続で最高ランクの“特A評価”のお米なのです。
なるほど。
ハンバーグは北海道産黒牛なんですね。
特徴は何ですか?
北海道産黒牛100%で赤身と脂の旨味のバランスが良く、上品で程良いサシが特徴です。柔らかくジューシーなので冷めても美味しいハンバーグです。
(モグモグ)なりゅほど。
こちらの玉子焼きはどのようなストーリーが?
1日何千個の玉子焼きを一本ずつ職人が手作業で巻いています。しかもビタミンEが普通の卵の10倍も含まれているので健康的にも優れています。これも一度は食べてもらいたいですね。
ごちそうさまでした! 確かに冷めても美味しいですね。
お土産に持って帰るのでもう一個もらえませんか?
すいません、今日は一個しか用意していませんでした。
・・・。
おいしい弁当だと会議も盛り上がるらしい
ところで会議の際にこんな美味しい弁当を食べることで、会議自体に影響があるんですか?
お弁当を食べた人の感想を聞くと、一番多いのは、午後からの会議のはじめに「お弁当美味しかったよね」という会話から始まることが多く、打ち解けた状態で始まるといいます。
これが美味しくない弁当だと、会議始めに不機嫌な人が多くなるそうで、ここが一番違いますね。もちろん健康面にも鮮度や栄養価などがよい影響を与えているかとおもわれますが。
なるほど、おいしいお弁当だと会議自体へのモベーションが高まるわけですね。
(モチベーションが高まる弁当・・・モチベーション弁当・・・・モチ弁!)名前を「モチ弁」に変更してみるというのはいかがでしょう?
それは・・・遠慮しておきます。
勝手に名前かえたらクビになっちゃうでしょ!
それでは、この自慢のお弁当を無料で企業の担当者に食べてもらってはいかがですか?
わかりました!
それでは無料で試食できる「頼ム前にまず試食」を行いましょう!
企業のご担当者の方は、気軽に一度食べてみてください!
塚田農場のお弁当はこんな方がむいています!
- 社員においしいお弁当を食べてもらいたい
- 会議で良いアイデアを出したい
- モチベーションの高い会議を行いたい
- 弁当発注者の評価をあげたい
- コストを抑えて高品質のお弁当を発注したい
塚田農場の会議が盛り上がる「モチ弁」(勝手に命名)は、JR品川駅、JR東京駅、JR上野駅の構内にて販売中。
http://www.tsukada-plus.jp/shopinfo/
現在、塚田農場さんでは、企業のお弁当発注担当者の方で「まずは自分で食べてみたい」「会議に利用するかもしれないので、試食してみたい」という方に試食用のお弁当をお届けされています。
気になる担当の方はお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
塚田農場プラス 会社概要
会社名 | 株式会社 塚田農場プラス |
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お問い合わせ先 | 03-6450-1942(代表) |
住所 |
本社 物流センター 池袋キッチン 新木場キッチン |
代表 | 代表取締役社長 森尾 太一 (もりお たいち) |
事業内容 | 弁当製造・販売事業 |