昨日は名古屋にある企業の社員食堂を訪れました。この社員食堂は1年ほど前に訪問したことがあったのですが、最近リニューアルされ、その変貌ぶりをチェックしにやってきたのです。
名古屋駅近くにあるオフィスビルに向かいます。駅から徒歩数分という超便利な立地のその企業に入ると、某社食運営会社のスタッフさんがお出迎え。挨拶もそこそこに早速リニューアルされた社員食堂に向かいます。
エレベーターを降りると、そこには従来の「ザ・社員食堂」の雰囲気とは一線を画す、洗練されたデザインの社員食堂が目に飛び込んできました。
「おおっ、変わりましたねー」
驚きを口にすると、変更点を次々に案内してくださいました。
変化は単なる外観だけではなく、提供される食事やサービスにも顕著に表れています。
最初に気づいたのは、食事がただの糧としてではなく、イベントとして捉えられていることです。特定の日には様々なテーマに基づいた食事が提供されたり、SDGsを意識した持続可能な選択肢としての代替肉の提供です。このような環境配慮したメニューは、社員食堂では当たり前となってきていますが、見た目や味も進化しており、時代とクオリティがしっかりマッチしていると感じられます。他にも日本各地のご当地メニューの展開などイベントが目白押しで、日によってはお酒が提供されるというサービスも。これは、働くスタッフたちが一息つき、リラックスできる場として、食堂が位置づけられていることを物語っています。このように今まで行なっていなかったことを取り入れるという挑戦心は高く評価されるべきです。
このすべての変化の背後には、ある大きな原動力があります。それは、食堂のスタッフたちの積極性です。彼らはこの食堂改革を単なる業務の一部としてではなく、情熱をもって取り組んでいることが感じられました。それは「現在が完成形ではなく、日々新しい取り組みを行うこと」への彼らの努力と献身が、この新しい食堂の魅力を一層引き立てているのです。
名古屋のこの企業の社員食堂は、従来のイメージを覆す革新的な場所となっています。食の提供だけでなく、社員のコミュニケーションやリラクゼーションの場としての役割も果たしていることが伺えます。「現状維持で良い」という考えの社員食堂も多い中、良い社員食堂は常に成長し続けるものです。こちらの食堂も近日社食ドットコムでご紹介予定ですが、これからのさらなる進化が楽しみな社員食堂と言えそうです。
(画像はイメージです)