
天然志向の家庭薬膳に満足! 都心で一般利用できるカフェスタイルの食堂
旬の食材で近隣のOLさんに大人気 一汁三菜メニューでヘルシー力UP!
今回ご紹介するのは、ロート製薬さんの社員食堂です。Vロートなどの目薬やパンシロンなどの胃腸薬といったヘルスケア分野や、肌ラボなどのビューティケア分野など、誰もが知っている商品を数多く提供されています。
そんなロート製薬さんの東京の社員食堂が「旬穀旬菜カフェ」。一般の方も利用できる数少ない社員食堂として、メディアでも取り上げられることが多いのですが、健康と美を取り扱う企業の食堂だけに、その内容も興味津々ですよね。
そんな「旬穀旬菜カフェ」は「よろこビックリ誓約会社」というスローガンを掲げるロート製薬さんならではのこだわり社員食堂となっています。それでは早速ご案内いたしましょう。
JR浜松町駅近くにあるロート製薬東京支社があるビル。こちらは営業などの部門があり、羽田空港や東京駅にアクセスが便利な立地ですね。 20階にある受付。マスコットキャラクターのロッ太(男の子・5歳)とロッチー(女の子・3歳)がお出迎えしてくれます。 受付を過ぎると、商品のディスプレイ、放映中のテレビコマーシャルの映像などを見ることができます。 新聞や雑誌などの切り抜き記事。 むむっ!これはギネス世界記録の認定証です!「最新年度において最も売上の高いOTCアイケアブランド」にてギネス世界認定されたそうです。スゴイ! こちらは打ち合わせフロア。眼下には浜離宮恩賜公園や東京湾が。なんかいいアイデアが湧き出そうな予感・・・。 壁には会社の年表が。創立はなんと 1899年(明治32年)。現在の大阪市中央区東心斎橋で「信天堂山田安民薬房」として創業し、胃腸薬などを販売していたそうです。 飾られているのは、商品で受賞した数々の賞状やトロフィー、盾など。カゴメさんやカルビーさんと一緒に設立した進学支援のための奨学基金「みちのくみらい基金」の紹介も。 これはスポンサーとなっているJリーグ・ガンバ大阪の遠藤選手のユニフォーム。 東京支社のオフィスからJR山手線沿いを田町方面に約15分歩くと、旧東京支社であったロート東京ビルがあります。 こちらの1階にロート製薬さんの「旬穀旬菜カフェ」さんがあります(路地奥で横に山手線が走る立地は隠れ家レストランのよう)。 窓には野菜の絵柄が目隠しデザインとなっています。入る前から視覚で食事ができてしまいますね! 旬穀旬菜カフェは、一般の人も入れる社員食堂なのですが、お客様の中にはロート製薬が運営していると気付かない人もいるそうです。 玄関マットにもロゴマークが。天然志向が伝わってきますね。 木材をふんだんに使った店内。全面ガラス張りなので採光もよく、食事だけでなく雰囲気も天然感に満ちています。 開店時間は11:30~14:00。毎週月曜日~金曜日(祝日、年末年始を除く)の営業です。 この食堂は社員みんなが元気になれるため「家で食べるときも食材の選び方を考えよう」という食育目的で始められたそうです。 メニューは一汁三菜(日替わり。主菜と副菜2種、汁物付き)の「A膳」「B膳」と、月替りカレーの三品から選びます。 利用者の男女比は3:7くらい。近場に男性向けのランチを提供しているお店が多いこともあり、近隣のOLさんの利用が多いそうです。 お店としては「忙しい仕事の合間にホッとできるよう、居心地の良い空間づくりにも気を配ります」とのことです。 「国際薬膳師によるオリジナルメニューでほぼ日替わりです。自然の素材で季節に合わせた料理をつくっています」とのこと(スタッフ みぞまさん)。 この日のA膳「主菜 ふわふわ海老団子の揚げ出し」 副菜「ブロッコリーの白酢和え」「蓮根のピリ辛煮」 汁物「葱と揚げのスープ」(副菜と汁物はA膳B膳共通)1,080円 B膳「主菜」鮭の蓑笠(みのかさ)焼き 1,080円(ご飯は玄米と白米を選択できます) 10食限定の薬膳カレー(1,080円)。具だけでなく、作り方からスパイスの配合まで毎月季節に合わせて変更しているこだわりカレーです。 社員の声
「栄養バランスが考えられていてありがたいです。体調も良くなった気がします」「メニューを通して食生活を考えるきっかけになりますね。特に季節のものを意識するようになりました」 東京支社から少し離れていることもあり、社員は頻繁には通えないようです。逆に定期的に訪れる社員が多いとか。 文庫本に使える薄さの「しおり」のショップカードにもこだわりを感じますね。 レジには書籍『ロート製薬のスマートごはん』(世界文化社)が目的に応じたメニューのレシピが紹介されています。 今回ご紹介いただいたオールウェル計画推進室の菊地さん(左)と広報・CSV推進部の加古さん。ご多忙の中、ありがとうございました。
まとめ
今回ご紹介した旬穀旬菜カフェは、ロート製薬さんの福利厚生施設「スマートキャンプ」のひとつ。社員の健康向上に寄与したオリジナルの家庭薬膳を、一般の人にも広げたいという思いが結実した食堂で、大阪本社、うめだに続いて2008年、東京に「福利厚生のおすそ分け」として開設されました。
気になるメニューは「家庭薬膳」がコンセプト。季節で変化する体調や体質に合った料理を、旬の食材を使って「おいしく、見た目も美しく」食べてほしいとの思いで開発しており、その数も、2,000メニューを超えているといいます。
社員の健康、そして一般の人の健康も考え、素材や調理に手間暇を惜しまず提供している「旬穀旬菜カフェ」は、まさに「よろこビックリ」を実現している社員食堂でした!
東京都港区芝1-7-5 ロート東京ビル1F
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