競技用シューズやウエアなど各種スポーツ用品等の製造・販売を行なっている株式会社アシックス。
1949年神戸で鬼塚商会として創業、その後オニツカ株式会社となり、1977年に株式会社ジィティオ、ジェレンク株式会社の3社が合併し株式会社アシックスとなっています。
現在の資本金は239億72百万円。売上3,991億7百万円、従業員数7,864人(連結)、関連会社は国内に10社、海外に45社、海外売上比率は74%(以上2016年)というグローバル企業であり、世界のスポーツ文化に貢献しています。
そんなアシックスの世界本社にある社員食堂が「Café Sana(カフェ・サーナ)」。こちらでは総合スポーツ用品企業ならではの、社員の健康へのサポートを実践しているとのことです。
それではアシックスさんの社員食堂「Café Sana」をご案内いたします。
まとめ
心身の健康と地域貢献を実現する社員食堂
アシックスの社名の由来は、“Anima Sana In Corpore Sano”(健全な身体に健全な精神があれかし)の頭文字、A、S、I、C、Sを並べたものです。
社名の由来にもあるように、会社として従業員の健康を最重要項目と捉えていることから、その社員食堂も、「社員にとって健康であるためのスペースであり、また心身ともに健全でいられるリラックススペースという位置付け」(コーポレートコミュニケーションチーム 中村さん)となっています。
ラテン語で健康を意味する言葉“Sana(サーナ)”から「Café Sana(カフェ・サーナ)」と名付けられたアシックス世界本社の社員食堂。
「新鮮で美味しい上、地域社会にも貢献できる」と、食材はなるべく近隣エリアから調達することを食堂運営会社に依頼しているだけでなく、“バランスミール”というカロリーを抑えたメニューや、健康診断で、検査数値の平均値が高い結果となった場合に”アスリート飯“という健康改善対策をとったメニューが作られるなど、保健師と総務部が一体化した企画メニューが提供されています。
また、地元神戸で毎年開催されている“神戸マラソン”に参加する社員が多いことから、その開催前には、走っている途中にエネルギー切れにならないことを目的とした、炭水化物を多めの“カーボローディングメニュー”を提供するなど、国内No.1総合スポーツ用品企業ならではのランチメニューが展開されています。
さらにリラックススペースとしての役割として、お昼休みに食堂でスポーツの試合を放映し、“スポーツ好きの社員が興味をもってリラックスできる”場を用意しています。
普段は全体朝礼や終業後の社内スポーツクラブ活動に使用されていますが、お昼時にはランチの席として利用できるため、社員は開放的な空間の中で食事を摂れるようになっています。
「Café Sana」は、その名の通り社員の心身の健康、そして地域貢献を実現している社員食堂でした。
兵庫県神戸市中央区港島中町7丁目1番1
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