今回ご紹介する豊田通商株式会社は、1948年7月1日に設立された、愛知県名古屋市と東京都港区に本社を構え、世界38カ国167拠点を構え、金属、グローバル部品・ロジスティクス、モビリティ、機械・エネルギー・プラントプロジェクト、化学品・エレクトロニクス、食料・生活産業、アフリカ本部という7つの事業領域でビジネスを展開しているトヨタグループの大手総合商社です。
資本金 649億3千6百万円、従業員数単体3,315名、連結66,944名(2023年3月末時点)。2023年3月期連結決算では、売上高9兆8485億円、純利益2841億円と、売上高、純利益ともに過去最高を更新しています。
同社では2023年、オフィス改革プロジェクトとして、名古屋本社の13階にあった食堂、厨房、そして会議室を解体し、全面リニューアル。世界を股にかける同社のビジネスを象徴する「JOURNEY(ジャーニー)」という名前の社員食堂として生まれ変わりました。
それでは早速ご紹介しましょう!
まとめ
世界中でビジネスを展開する同社の社員食堂「JOURNEY」
豊田通商本社の社員食堂「ジャーニー」のリニューアルにおける大きな目玉として、月・水・金にそれぞれ中華、和食、洋食の料理人3人が監修するスペシャルメニュー「鉄人メニュー」の提供、水曜日にはドリンク1杯とおつまみが無料で提供され、部署間の交流が盛んに行なわれた集まりとなる「ノマドイベント」、様々な料理が自由に選択できるカフェテリア方式、など、社員食堂で“世界”が感じられるように作られています。
社員が四六時中集まれるスペースになるようにリニューアル後には、社員同士がコミュニケーションを取りやすくなるようなイベントの実施や、バランスの取れた栄養補給が可能となっています。また健康促進イベントを通じて、食から健康に対するアプローチを行なっていること、そして外食と比べても安価に食事が楽しめるということも大きな魅力となっています。
また従来は会議室だったスペースを活用しているため、食堂内には拠点のある地域の名前が付けられた会議室が設置されています。そのためランチだけでなくアイドルタイムにも当然のように利用できますし、併設されている『豊通名古屋カフェJOURNEY』ではコーヒーや紅茶などのドリンクはもちろん、焼きたてパンやケーキも用意されています。そして夜はアルコールも提供するなど、社員食堂に気軽に足を運んでもらえるような仕掛けを行なっています。
このように、「食」としての充実はもちろん、利用する社員の方々にとって打ち合わせの場所や、集中して仕事をするスペースとしても活用されています。また、SDGsへの取り組みも積極的で、代替ミートを使用した食事の提供や、調理の追っかけ対応によるフードロスの削減、サスティナブルシーフードの導入を行なっていますし、豊通名古屋カフェJOURNEYにおいても廃プラ削減のための紙製カップや木製ストローの使用なども行なうなど、社員食堂を通じての環境負荷の削減などに力を入れています。
世界中でビジネスを行なう豊田通商の社員食堂「JOURNEY(ジャーニー)」は、世界中の料理を味わうことができるだけでなく、社員同士の交流や社会貢献も行なわれるなど、社員のパフォーマンス向上や企業価値を高める社員食堂として活用されている唯一無二の社員食堂でした!
豊田通商株式会社
名古屋市中村区名駅四丁目9番8号(センチュリー豊田ビル)
名古屋本社
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