
食後はシュミレーションゴルフや卓球も 春にはバーチャル花見で一体感向上
グループ社員のコミュニケーションの場になるよう有名レストランよりケータリング
今回訪れたのは、データセンター事業の株式会社ビットアイル。「ハイコストパフォーマンスなインフラの提供で、多くのITサービス企業の発展をサポートしていきたい」という社長の想いが結実し、2013年7月には東証一部上場を果たした今注目の急成長企業です。
「データセンターって何?」という疑問はさておき、グループ社員のコミュニケーション向上のためにつくられた社員食堂には、「こんなものまで?」といえる施設が設置されています。秘密がいっぱいのビットアイル社の社員食堂をレポートします。
天王洲アイル駅から徒歩5分。品川駅から東南方向へ約1キロに位置するビットアイル本社のあるビル。湾岸エリアで開放的なロケーションです。 ビットアイル社のエントランス。意外とスタイリッシュですね。デザインや設計にこだわりのある社長が手掛けたんだとか。 データセンター内にあるサーバールーム。企業の大切なサーバを保管しているデータセンターの住所は非公開とのこと。写真撮影も禁止とのことで取材時も教えていただけませんでした。 こちらは社員のみなさんが働いている様子です。社員は平均年齢35歳で、約2割が女性とのこと。社長さんは取材日は海外出張中でした。残念! さて、ビルの反対側にある社員食堂にレッツゴー!こちらは路面にあるので、近くの方は見たことがあるかも?(一般の方のご利用はできません) こちらがビットアイルグループ400人が利用できる「ビットアイルグループラウンジ」。早速中に入ってみましょう! 2011年オープンだけあって、中は清潔感がありますね。イベントや懇親会などにも使われるそうです。毎年春にはここで「お花見」もあるとか!! まだお昼前なので、閑散としていますね。11時30分にオープンし、12時過ぎから混み始めます。ピークは12時30分頃だとのこと。 社員食堂併設のセミナールーム。ここでは新入社員向けの研修やお客様を招いてセミナーを開いているとのこと。 1日の利用者は約150食。近くの有名レストランのケータリングサービスに委託しているとのこと。味も盛り付けも期待しちゃいますね。 さあ、そろそろ忙しくなるキッチン。スタッフの方が手際よくオーダーをこなしていきます。 「えっと、今日は何にしようかな・・・」日替わりで3種類(定食・丼物・麺類)と定番サラダランチの4種類が毎日提供されています。 ドリンクは終日フリー。羨ましいです。 こちらは社員証も兼ねたカードリーダーで決済されます。給与天引きなので、入社したばかりの新入社員には特に好評だとか。 人気のサラダコーナー。新鮮な野菜をたくさん食べてほしいとの思いで、格安に提供しているそうです。人気のサラダランチは200円! サラダとパンとスープが食べ放題なサラダランチ。サラダ・パン・スープで200円! チキンカレー、500円。 貝柱ときのこの和風スパゲティ、420円。 タイ風バジルチキンライス、470円。 カジキのトマトソース、550円。 こちらは「マテ茶」。 社員の声「美味しいだけでなく、栄養のバランスが良くヘルシーです」 社員の声「社員食堂があると、他部署の人とのコミュニケーションがしやすいですね」 社員の声「いつも利用しています。ネットでメニューがわかるので毎日楽しみです」 ラウンジの横にはご自慢のレクレーション施設が。こちらは夜に人気のダーツ。 シミュレーションゴルフ。社内にはゴルフ部もあり、就業後に18ホールまわる猛者もいるとか。画像はiDC本部の久保田本部長とビットアイルグループであるサイトロック株式会社の亀山社長。 こちらは卓球台。「天王洲サーブ!」「サーッ!」やり始めるとみんな熱くなりますよね。 卓球台を裏返せばビリヤード台に。すぐ近くにボトルキープできるので、気分はまさに「ハスラー」? おやっ? こちらではずいぶんリラックスしますね。カーテンで仕切られたマッサージチェアではちょっと仮眠・・・なんてことも。 取材にご協力頂いた広報担当の杉野さん(左)、人事部の江口さん(中央)、高橋さん。みなさんお忙しい中、ありがとうございました。
まとめ
私たちが普段当たり前に利用しているネットショッピングやポータルサイト、ゲームといったWebサービスが常に快適に動作するためにサーバを管理しているのがデータセンター。いまや電力や水道同様、社会のインフラとして常時安定供給が求められています。
そんなサーバを管理するサービスを行なっているビットアイルさんは、2011年、震災後に本社・グループ企業を品川に移転と同時に社員食堂「ビットアイルグループラウンジ」をオープン。その理由はビットアイルグループの社員同士がコミュニケーションをとる場を提供するためとのこと。そのため社員食堂としてだけでなく、イベントや懇親会なども積極的に行なっているそうです。ダーツやビリヤードといった施設もその一環なのでしょうね。
毎年4月には「バーチャル花見」も。本物の桜を食堂に入れて、床面に段ボールとブルーシートを敷き詰めた中で「飲めや唄えの大騒ぎ」が行なわれるとか。
IT社会の基盤を支えている企業の社員食堂は、社員のコミュニケーションスペースとしての役割を、十分果たしているようでした。
東京都品川区東品川2-5-5
HarborOneビル5F
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