株式会社LIXIL(リクシル)は、トステム株式会社、株式会社INAX、新日軽株式会社、サンウエーブ工業株式会社、東洋エクステリア株式会社の5社が2011年に統合して誕生した先進的な水まわり製品と建材製品を開発・提供するメーカーです。GROHE、American Standardといった世界的ブランドを傘下におさめ、LIXILグループとして連結70,000人超の従業員を擁し、世界150カ国以上で事業を展開。毎日世界で10億人以上の人びとの暮らしを支えていますグローバル展開を行なっています。
そんなLIXILの本店は東京・江東区にあり、WINGビルと呼ばれています。こちらのオフィスにはなんと2つも社員食堂があり、それぞれ“PASEO”(以下パセオ)、“PATIO”(以下パティオ)と名付けられておりコンセプトが区別されています。さらに違う運営会社によって運営されています。
従業員の方は、コンセプトの違う2つの食堂で日々どのようなランチタイムを過ごしているのでしょうか。
それでは早速ご案内いたしましょう!
まとめ
1つのオフィスに2つの社員食堂があるLIXILの社員食堂
LIXILの社員食堂は棟別に2つあり、コンセプトも食堂運営会社もそれぞれ違っています。
「パセオは少し価格が高いけれど美味しい、パティオは安くてヘルシー、をコンセプトにしています。同じビル内に2つの食堂運営業者さんが入っている環境が特徴的ですね」(総務部/柄本氏)
と、2社で運営することでそれぞれがそれぞれのコンセプトに沿って、より良い食堂にしよう、と切磋琢磨してくことを狙いとされているようです。
パセオでの取り組みで特筆すべきは、週一回のシェフスペシャルメニューと外部のシェフとコラボする1日限定スペシャルメニューが挙げられます。シェフスペシャルメニューは、シェフがそのときに一番作りたい料理が提供されるとか。そのためコース料理であったり、他では食べられないデザートも。「プレッシャーもありますが、腕の見せ所でもありますのでやりがいがあります」とのこと。健康面では週に一度カロリーを抑えた500キロカロリー台以下のヘルシーメニューも。
また、スペシャルメニューでは“中華の鉄人”陳健一さんを厨房に招き、直接麻婆豆腐を作ってもらうイベントを開催するなど、従業員が喜ぶイベントも頻繁に行われています。
社員食堂のマンネリ化をふせぐ施策として、ほかには社員食堂のメニューを、栄養士とLIXILの保健師・総務との3者による給食会議を定期的に開催し、社員の健康を考えたメニュー開発をしています。この取り組みは都民の栄養改善と公衆衛生向上に貢献したとして、2015年にパティオが東京都特定給食施設等栄養改善知事賞を受賞しています。
ひとつの事業所に二つの社員食堂が切磋琢磨し、より良い食堂へと日々ブラッシュアップしている食堂、それがリクシルの社員食堂“パセオ&パティオ”でした。
東京都江東区大島2-1-1
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