同じフロアに運営会社が2社! 世界を驚かす新しいアイデアがうまれる社員食堂
1日の利用食は4,000〜4,500食というメガ社食。女子栄養大学とのコラボメニューも。
今回ご紹介するのはソニー株式会社。創業1946年、連結売上高8兆2,159億円、連結従業員数131,700人(2014年度)という日本を代表する大手総合電気メーカーです。
そんなソニーさんの社員食堂ですが、実は2度目の取材となります。社食ドットコムが初めて紹介した企業がソニーさんだったのですが、今回、社員食堂のリニューアルを行なったとの連絡を受け、再取材に訪れました。
世界のソニーの社員食堂の現在はどのようになっているのでしょうか? それでは早速ご案内します。
まとめ
進化する社員食堂が斬新なアイデアの創出の場となる!
ソニーさんが社員食堂をリニューアルするにあたって掲げたテーマは、
- 人が集まりにくいエリアの活性化
- 社員数増加に伴うテイクアウトの充実化
- 多様な社員ニーズへの対応(朝食利用、社員がリラックスできる環境づくり)
というものでした。
また特筆すべきなのは、ソニー本社の社員食堂では同じフロアに運営会社が2社入っていること。これによりお互いが切磋琢磨し合うことで、サービスもメニューも高いレベルで提供されるといいます。新しい働き方が問われる中、今後は、「オフタイムの社員食堂をワークプレイスとして積極的に活用する予定」(ソニーコーポレートサービス株式会社 食堂担当者)といいます。
以前の社員食堂では一部エリアを店員さんが配膳までしてくれるフルサービスのレストランスタイルにしていたのですが、そのエリアの利用率が下がっていたこと、そこへ本社で働く人が増えたことから利用率を高めるためにビュッフェコーナーを設置するとともに、リラックスゾーンを新設。さらに社員食堂以外でも利用できるようテイクアウトできるメニューも増やしたとのこと。そして社員が朝食を摂れるよう一部エリアでは8時から営業を行なうなど、社員にとって、よりよい社員食堂になるよう改善されたそうです。
世界を驚かす新しいアイデアは、このような社員食堂で生まれるのかもしれませんね!
東京都港区港南1-7-1
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