学生記者による取材レポート
ソニー・コンピュータエンタテインメント取材同行記
充実した社員食堂が職場を活性化していた!
今回、私は品川にある株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントに訪問させていただきました。ここはあの有名な「プレイステーション」 をつくっている会社で、私は小学生のころからずっと「プレイステーション」 で遊んでいたので、訪問させていただくことはとても楽しみでした。
まず、会社に一歩足を踏み入れた時に思った感想は「とても雰囲気がいいな」ということです。
具体的に言うと、社員の方々の顔の表情がとても明るかったのです。
「なぜ、こんなに社員の方々が活き活きしているのだろう?」と思っていたのですが、取材を通じてその疑問が払拭されました。
こちらの社員食堂には、社員の方々が豊かに過ごすことができるようにするための様々な工夫が行なわれていたのです。
たとえば、設備の側面から見ると電気の照明が、「プレイステーション」のコントローラのボタンを意識して、「○」「×」「△」「□」の形になっていました。他にも、とてもリラックスできそうな一人用のソファーが置いてあったりしていたのです。
次に「食」の側面から見ると、取材日は有名なシェフの方が考案して作られた料理がありました。また、普段からとてもリーズナブルなお値段で、とてもおいしいランチメニューが用意されています。さらに注文して麺を打つ作り立ての蕎麦、女性の社員の方には嬉しい猫のキャラクター「トロ」の絵が描かれたかわいいカプチーノなどもありました。
実際に、今回私は有名なシェフの方が作ったランチメニューを食させていただいたのですが、とてもおいしく量もしっかりあり見た目も美しく予想していた以上のクオリティーでした。
社員の方にインタビューをしたところ、社員食堂ではいろんな部署の人たちと交流ができるのが魅力だとおっしゃっていました。普段のお仕事では、出会えない人と出会い交流することによってそれがアイデアにつながっていく場合もあるみたいです。
社員食堂は、ただ単に食する場所ではなく、コミュニティ形成や休憩の場でもあることに気が付きました。
「食育」ということが見直されている現在、食の視点からはもちろんコミュニティの形成などの機能的な面からも社員食堂の重要性が以前にも増して高まってきていると思います。
記事の内容は取材および掲載時点の情報であり、最新の情報を反映・担保するものではありません。