東京タワーやスカイツリーをのぞみながらパックマンパンケーキに舌鼓!
電源や無線LANが設置され食堂でも仕事ができるようワークスタイルにも配慮した食堂
企業のミッションは、「商品やサービスを通じて『夢・遊び・感動』を提供すること」、ビジョンは「世界で最も期待されるエンターテインメント企業グループとなること」というバンダイナムコグループ。持株会社であるバンダイナムコホールディングスのもと、トイホビー事業、ネットワークエンターテインメント事業、映像音楽プロデュース事業という3つのビジネスを軸に、それらをサポートする関連事業会社で構成されています。
グループの2015年度の連結売上高は5,755億円。営業利益は496億円。リオオリンピックの閉会式でもグループ企業のパックマンが東京紹介の映像で登場するなど、世界の多くの人の記憶に残るゲームや映像を提供し続ける日本を代表するエンターテインメント企業グループです。
以前はバンダイナムコゲームス(現バンダイナムコエンターテインメント)さんの社員食堂としてご紹介しましたが、2016年にグループ5社が、東京都港区の新社屋へ移転。それに伴い、グループの持株会社である株式会社バンダイナムコホールディングスとしてあらためてご紹介させていただきます。
JR山手線・京浜東北線の田町駅より徒歩5分。バンダイナムコグループの5社が本社を置くバンダイナムコ未来研究所があります。 エスカレータを上がると、約290インチの巨大モニターがお出迎え。受付を済ませ、早速内部を探検します! エレベータで3階に向かいます。壁にはたくさんのキャラクターグッズがディスプレイされています。 おおっ! 中央にはドーム状の球体がきらびやかに。こちらは打ち合わせや会議を行なう会議室フロアです。 会議室は「過去エリア」と「未来エリア」に分かれており、全部で52ルーム。写真は未来エリアです。 さあ、本丸の社員食堂に行ってみましょう。こちらが13階の社員食堂「マルシェ」。利用数は一日平均800食。 エントランスの脇には、その日のメニューがディスプレイされています。食堂はメインと軽食のエリアに分かれています。 座席数は最大で504席、食堂の面積は1,600m2。ランチタイムの営業時間は11時30分から14時。 社員食堂の内装は、全体的に飽きが来ないよう、そしてリラックスしてもらうことを目的にウッド調に統一されています。 窓から都心が一望できるソファ席。床面には芝をイメージした緑のカーペット、仕切りも木製で利用者からも人気のエリアです。 「メイン」「デリ」「スナック」「ヌードル」と、コーナーが分かれており、各コーナーにそれぞれ1〜2品のメニューが用意されています。 レギュラーセット(500円)とボリュームが少なめのレディースセット(450円)が選べるなど、女性にも配慮しています。 小鉢は温泉卵や冷奴、ポテトサラダなどなど。写真は「大根とガンモの煮物」(132kcal 100円) 「バンダイナムコさんの社員の方には、ボリューム満点のメニューが好評です」と語るエームサービス(株)の支配人・佐藤さん。 韓国風鶏肉の味噌焼き(455kcal) 440円 (ライス、スープ別) チキンカレー(714kcal) 330円 タンドリーチキン&バジルライス スープ付き(613kcal)480円 組み合わせが選べるデリプレート。こちらはサーモンフライタルタルソース、ピリ辛茄子、彩り野菜のマヨネーズサラダ カフェコーナーはグループ企業のイタリアントマトさんが運営。パスタやサラダセットなどの軽食のほか、パンやドリンク類などを販売。 朝から焼きたてパンが食べられます。一番人気はウインナーロール パン。こちらは前払い清算です。 おおっ! なんとアイスクリームも。会社でアイスクリームが食べられるなんて・・・。一番人気はチョコ。 ディナー用には常に4種類のワインが用意されています。自分で注げるスタイルが利用者にも好評とのことです。 サラダとパン、ドリンクがセットのパスタセット。こちらのパスタはボロネーゼ。 ティータイムには、ここでしか食べることのできないパックマンパンケーキも。お皿もパックマンですね。 「オープン前に、社員の方にアンケートを取ってとってからメニューづくりを行ないました」と語る(株)イタリアントマトの店長・早川さん。 ランチは貴重なリフレッシュタイム。部署が違っても語り合える貴重なコミュニケーションタイムです。 Edyカードや交通系ICカードで清算できます。お皿の下にチップがついており、精算時にその日の摂取栄養情報が表示されます。 社員の方へインタビューしてみましょう! 「入社1年目なのですが、社員食堂のメニューやボリュームに大満足です!」 「和菓子系の甘いものが好きなので、それがあればもう満点ですね」 「女性向けのボリューム控えめセットもあるし、野菜も摂りやすいのが嬉しいです」 目玉のひとつ、小上がり席。テーブルは可変式なので少人数から大人数まで対応できるようになっています。 予約が必要な和洋2タイプのVIPルームも。こちらは竹林や和紙の照明、水紋柄のカーペットを使用している和タイプ。 ご案内いただいたのは、明るい笑顔美人の株式会社バンダイナムコビジネスアークの中村さんでした! ありがとうございました!
まとめ
新社屋への移転に伴い、新しい社員食堂ではグループ企業5社の利用となるため、さまざまな働き方にも合わせることができるよう配慮する必要が生じたといいます。そのため社員食堂内各所にテーマをもたせたさまざまなエリアを用意されたそうです。
たとえば、「和洋2タイプのVIP席」、「靴を脱いで利用する小上がり席」、「食堂でも仕事ができるよう各エリアに電源や無線LANを設置・完備」、「考え事などをしたい人向けの一人席」、「懇親会やパーティなどに使えるよう、レースカーテンを引くことでクローズドエリアになるスペース」などなど。さまざまなシチュエーションに合わせた使い方ができるよう工夫されています。
また全面ガラス張りのため、東京タワーやスカイツリーなど、都心の眺望が利用者のリラックスに一役買っていますし、天井も曲線を活かしゆったりとした空間を演出しています。
さらに食堂の利用時間も、朝食は8:00〜10:30、昼食は11:30〜14:00、cafeは8:00〜17:30、バータイムは17:30〜21:00とほぼ一日中利用できるなど、エンターテインメント企業ならではの、利用者目線を重視した機能満載の社員食堂でした。
東京都港区芝5-37-8 バンダイナムコ未来研究所
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