きらぼし銀行は、2018年5月1日、東京都民銀行、八千代銀行、新銀行東京の3行が合併し誕生しました。名称は「東京圏でお客さまの夢を一段と明るくきらめかせたい」という由来から名付けられており、資本金は437億円、総資産5兆9,022億円、店舗数164店舗、従業員数2,587名(2021年3月31日現在)の都市型地銀グループです。
健康への取り組みを積極的に行なっている同行では、職員およびその家族の心身の健康保持・増進を図るべく、さまざまな活動や取り組みを継続しており、『健康経営優良法人2021(大規模法人部門)』※に認定されています。また、環境保全や地域貢献、女性活躍支援といったSDGs、CSR活動を通じ、社会貢献も実現しています。
そんな同行の本店は東京・青山にあり、社屋内には2020年7月にリニューアルオープンしたカフェテリアスペースがあります。「キックスペースカフェ」と名付けられたこのカフェテリアは、お弁当屋とコンビニエンスストアとカフェのハイブリッドカフェといえる施設として注目を集めています。
それではきらぼし銀行のカフェテリア「キックスペースカフェ」をご紹介します!
※「健康経営」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。
表参道駅(東京メトロ銀座線/千代田線/半蔵門線)から徒歩4分。青山通り(国道246号)沿いにあるきらぼし銀行本店ビル。 グループ企業も含めて青山本店には6社が入っています。マスクでわかりにくいけれど、笑顔もキラリ! な受付の方々。 体温計や消毒液が設置されており、感染症対策も万全のATMコーナー。 1階にある本店営業部の様子。ソファにはソーシャルディスタンスを意識し座ることができるよう、イメージキャラクターのリトルツインスターズのぬいぐるみが座っています。 店内には平日9:00〜17:00は会員制コワーキングスペースとして、17:00〜20:30はイベントスペースとして利用されている「キックスペース」が設置されています。 スポーツ支援を通じ、地域社会の発展に寄与している同社。支援しているチームのユニフォームやアスリートが獲得したメダルなどが飾られています、 それでは早速3階のカフェテリア
「Kic Space café(キックスペースカフェ)」
に行ってみましょう!カフェテリア入り口付近にある立て看板。
「社会貢献、組織の発展、自己実現、自らの幸せを実現させること」を実現するひとは「きらぼしびと」だそうです!営業時間は7:00~19:00(緊急事態宣言時。通常は20:30まで)となっています。 お弁当は契約7社から毎日約35種類提供され、1日約120〜140個が購入されています。 毎週水曜日は普段キッチンカーで販売されている弁当も並ぶ「キッチンカーランチ」の日です。 この日のキッチンカーランチの一つ「チキン弁当」。 この日は「季節の天重」「鮭海苔弁当」「助六寿司」「直火炙りの鶏照り焼き重」「ヘルシーランチ」「唐揚げ弁当」などなど。 こちらは手作りパン専門店から取り寄せた海老かつサンドやジューシーハンバーグサンド、三元豚のロースとんかつサンド、ホットドッグや菓子パンの数々。 こちらにはドリンク各種、サラダや麺類も陳列されています。 お菓子各種、アイスクリーム、スイーツ、カップラーメンだけでなく、文房具やオーラルケアアイテム、傘などが揃っています。 ランチタイムは混雑を避ける目的もあり、部署ごとに時間をずらして利用されています。 「新商品が出てるね」「こっちも美味しそう」食べ物を選ぶのも楽しいひととき。 人気のカフェコーナー。100円から飲めるオーガニックコーヒーのほか、オーガニックエスプレッソ、オーガニックソイなども。 タッチパネルを操作するキャッシュレス決済。
職員の方は皆さん手慣れた様子で精算を済ませます。購入したお弁当を電子レンジで温めます。
並ぶ際にもソーシャルディスタンス。座席はアクリル板で仕切られており、アマビエと仙台弁コケシのシュールなイラストが黙食の世界へ導いてくれるっぺ。 カフェテリアの延べ利用者数は毎日800~1000名。お菓子やスイーツ、ドリンク類も豊富なためランチタイム以外にも何回も利用する人が多いそうです。 感染症対策として「隣席の人と話をしない」「利用時間の分散」「席間をあける」「混雑時は執務エリアの自席を使う」といった対応が取られています。 窓側にはカウンター席がありますが、明るすぎるのでロールカーテンが降ろされています。お仕事中の方もいらっしゃいますね。 ソファ席では感染症対策のため、向かい合わないように利用されていました。 ランチタイムは同僚と一緒に。一旦オフモードにしてリラックスできる貴重な癒しの時間でもあります。 食後のドリンクタイム。アクリル板越しの挨拶もすっかり慣れた様子。 【VOICE】「一番の利点は『楽』だということです。移動時間も少なく済みますので休憩時間を有効に使うことができます。メニューも豊富なのが嬉しいですね」 【VOICE】「場所柄飲食店が多く外食することもありますが、週に3回はここを利用しています。カフェからは東京タワーや六本木ヒルズを眺めながら仕事もできるんですよ」 【VOICE】「場所も明るい雰囲気で気分も上がりますね。唐揚げ弁当がすごく美味しくて好きなんですが、栄養を考えて野菜をプラスしたりしています」 【VOICE】「最近は朝ご飯も利用しています。お弁当の種類が豊富なので飽きないし選ぶのも楽しいですね。感染症対策もしっかり取られているので安心です」 カフェテリアは、ランチタイム以外の時間には、社内でのミーティングなどに利用されています。 ご案内いただいたHR部の木村さん。ご多忙の中、ありがとうございました!
まとめ
職員が1日に何度も利用する、きらぼし銀行の「キックスペースカフェ」
以前、同行では、お昼になると弁当業者が2〜4種類のお弁当を配達していたそうです。
しかし「もっと種類を増やして欲しい」等の声を受け、職員の満足度を高める為に、2020年7月からカフェをベースとしたコンビニエンスストア機能も併せ持つスタイル「キックスペースカフェ(K i r a b o s h i C o n n e c t
Space Café)」と名付けられ、多くの職員に利用される施設に生まれ変わりました。
新しい施設の特徴は、一見するとオフィス内にあるコンビニエンスストアなのですが、単なるコンビニエンスストアではなく、運営するミニストップ社がもつコンビニのノウハウをもとに、同社も含まれるイオングループのネットワークを活用してクライアント企業向けにカスタマイズされたカフェテリアです。ベースはコンビニエンスストアですが、品揃えはきらぼし銀行のニーズに沿ったアイテムが揃えられており、通常のコンビニエンスストアではお目にかかることのできないお弁当やオフィスグッズなどが配置されています。
「キックスペースカフェ」として新しくオープンした結果、お弁当の種類も約35種類と飛躍的に増加。麺類やパン、サラダなど多岐に渡るラインナップがカフェテリアに陳列され、ランチタイムのみならず、就業時間中の職員の憩いの場となっています。
「リニューアル後は、職員にとって便利な施設になっています。たとえば朝は業務前にまずコーヒーを飲んで、勉強や新聞を読むなどに立ち寄っている職員も多いですし、昼はもちろんランチ、午後にスイーツやお菓子をちょっと買いにくる職員は男女問いません。コロナ以前は業務後にちょっとお酒を飲みながら・・・というように、1日に何度も足を運ぶ職員も多くいます」(HR部/木村さん)
頻繁に足を運ぶ職員が増えることで、コロナ禍前には当初想定していなかったメリットもあったといいます。それはコミュニケーションの活性化。業務が違ったり休憩時間がずれていると、同じ社内にいてもなかなか繋がる機会自体が少なかったそうですが、1日に延べ1,000人を越えることもあるほど利用されている「キックスペースカフェ」では、仕事モードでない時に顔を合わせることから、コミュニケーションが活性化されやすく社内での交流が生まれるのだとか。
また、青汁を割安に飲める「青汁パスポート」、簡易健康診断ができる「からだ測定会」など健康に関する取り組みも行なうなど、健康に対する意識の高い同社ならではの取り組みも実施しており、職員からも好評だそう。
コロナに負けない健康づくりの取り組みもキラリと光る同社のカフェテリア「キックスペースカフェ」でした。
東京都港区南青山三丁目10番43号
記事の内容は取材および掲載時点の情報であり、最新の情報を反映・担保するものではありません。