
今回訪問したのは東大阪市役所。同市は1967年布施市、河内市、枚岡市が合併し、大阪府下31番目の市として発足しました。大阪平野の東部に位置し、西に大阪市、北に大東市、南に八尾市、東に位置する生駒山で奈良県と隣接しており、人口は488,490人で、大阪府内では、大阪市(2,744,847人)・堺市(817,441人)に次いで3番目に多い市です(人口は2022年4月1日時点)。面積に対する工場の割合は全国1位で、国内有数のモノづくり企業の集積地「モノづくりのまち」として知られています。また「東大阪市花園ラグビー場」を擁する「ラグビーのまち」としても知られています。
東大阪市役所には11階に食堂が、22階に展望レストランがあります。今回は11階にある食堂Galleria Alice (ガレリア アリス)を紹介しましょう!
JR大阪駅より東南東へ約11kmに位置する東大阪市役所。地上24階(高さ115.8m)、地下2階、屋上ヘリポート付です。 ラグビーとカレーパンが大好きで、心優しく、人懐っこい性格という東大阪市のマスコットキャラクター「トライくん」。(同市にある東大阪市花園ラグビー場にて) 市役所内にはプロラグビー選手のユニフォームやラグビーボール、メモリアルフレーム、全国高校ラグビー大会関連アイテムなどが展示されています。 市内の製造業の事業所数は5,954で、全国5位(政令指定都市を除くと1位)!製造業の面積比の割合は1位。中小企業が多く「モノづくりのまち」としても知られています。 木魚!? ではなく、木製のラグビーボールも展示されています。トライくんのLINEスタンプもPR。 受付の方も撮影させていただきました! 「黙食」の注意書きや手書きのメニューも。こちらで今日のメニューをチェック! 利用者は、券売機で食券を購入します。 それでは11階の食堂「Galleria Alice(ガレリア アリス)へレッツゴー! 営業は平日11:00〜13:30。1日約150〜200食が利用されています。コロナ前と比較すると減少しているそうです。 座席は全200席。すっかり定着した感染症対策のアクリル板も設置されています。 メニュー数は27品目(季節により変動あり)。人気は「唐揚げ定食」とのこと。 一番混むのはやはり12:00〜12:15。市役所職員は密にならないよう時差利用をしています。 ご飯やおかずの量などの調整も可能。フードロス対策にもつながります。 大きなガラスからは大阪平野を見渡せます。仕事の合間の気分転換にも最適です。 ボリューミーで栄養価の高い食事が摂れることから、職員の利用では男性のほうが多いそうです。 食堂の営業時間外は、職員のミーティングスペースとして利用もされています。眺望も良いので仕事もはかどりそう! 食堂内は除菌・消臭対策の機器も設置されており、安心して利用できます。 食堂内の二酸化炭素濃度も表示されています。1000ppmまではキレイな空気で安心ゾーン。 無料で飲める、体の浄化・排泄を助けるとされるデトックスウォーターも人気。 【日替わりA】ご飯、チキン南蛮、カラフルサラダ、味噌汁、小鉢 【日替わりB】ご飯、アジフライ、カラフルサラダ、味噌汁、小鉢 【VOICE】「一人暮らしをしているので昼食でしっかり栄養を摂ることができて助かります」 【VOICE】「食堂では違う部署の人とも顔を合わせることができ、リフレッシュできます」 【VOICE】「定食では小鉢が二個も選べるのがとても嬉しいです」 【VOICE】「ご飯の量を調整できるので満足いくだけ食べられて、午後の仕事に精が出せます」 【おススメポイント】「コロナ前はここから有名な花火大会の花火がよく見えました。高速道路のオレンジ色の夜景もとても綺麗ですよ」 今回ご案内いただいた、東大阪市役所の井上さん。ご多忙の中、ありがとうございました!
まとめ
モノづくりとラグビーのまち、東大阪市にある市役所食堂「Galleria Alice (ガレリア アリス)」!
東大阪市役所11階にあるGalleria Alice (ガレリア アリス)。市役所職員はもちろん、一般の方も利用できる食堂で、食堂のコンセプトは「楽しい食事」とのことですが、利用者のニーズに寄り添った、栄養バランスのとれたメニューをリーズナブルな価格設定で提供もしており、身体にもお財布にも優しい食堂となっています。
感染症対策として、同市の職員は食堂ではなるべく一度に多くの人が密にならないように時差利用しているほか、黙食やアクリル板の設置、除菌装置などを設置。利用者にも好評のようです。
また、食堂営業時間外は職員のミーティングスペースとしても利用されており、食堂利用者の少ないアイドルタイムの活用も積極的に行なっています。
東大阪市は、SDGs(持続可能な開発目標)推進のシンボルとなるロゴマークを、モノづくりのまち東大阪市にちなみ、歯車をモチーフとしてオリジナルデザインで制作しています。食堂でもSDGsの取り組みとして、自分が食べきることができる分だけオーダーできるようご飯の量を自分で選べるようになっており、フードロス削減に向けての取り組みを行なっています。
「モノづくり」と「ラグビー」のまちである同市には日本初のラグビー専用競技場であり、全国高等学校ラグビーフットボール大会の会場として知られる「東大阪市花園ラグビー場」 もあります。同市を訪れる際は、市役所の展示物を見学し、食堂にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
大阪府東大阪市荒本北一丁目1番1号
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