
社員も絶賛! ニュージーランドの有名コーヒーで至福のひととき
これからのワークスタイルを予感させるフリーアドレスのオフィスにマッチした社内カフェ
CBRE(シービーアールイー)は、アメリカ企業番付「Fortune 500」にも選ばれる世界最大手の事業用不動産サービス企業です。全世界に400カ所以上の拠点を構え、7万人以上の従業員を有し、世界主要都市の事業用不動産サービスのリーディングカンパニーとしてビジネスを展開しています。
会社の理念として掲げているのが、「Respect(敬意)」「Integrity(高潔)」「Service(貢献)」「Excellence(卓越)」・これら4つの頭文字をとった「RISE」というワードで、このCBREという企業の目指す行動指針となっているそうです。
そんなCBRE(シービーアールイー)さんのオフィスに設けられたカフェには、会社の行動指針である「RISE Café」の名が付けられています。
それでは早速、「RISE Café」をご案内しましょう。
東京駅から皇居方面に歩くこと約5分。CBREの日本本社がある「明治安田生命ビル」に到着。早速訪問してみましょう! こちらは受付。真っ白い壁に会社のロゴが映えています。受付では美人コンシェルジェが笑顔でお出迎え。 受付前には近未来的なデザインの待合用ソファと壁面緑化されたアートオブジェがお客様を迎えます。 会議室にはそれぞれ「皇居の門の名前」が付けられています。予約者と予約時間を表示するディスプレイや、不使用時に予約が解除されるセンサーが設置。 座席はどこの席に座ってもよいアドレスフリー(社長の固定席もありません!)。デジタル化を推進した結果、紙の資料の92%の削減に成功し、オフィススペースを有効に活用しています。 一見カフェに見えますが、こちらもオフィス。気軽に打ち合わせができるように、止まり木スタイルの高いカウンターとなっています。 オフィスに躍動感溢れる雰囲気が生まれるよう、執務スペースや廊下の壁には、新進気鋭のグラフィティ・アーティストによる鮮やかな壁画が飾られている。 オフィスはエリアごとにロンドン、パリ、シドニー、ロサンゼルス、ニューヨーク、そしてトーキョーという6つのゾーンに分かれています 社員専用のロッカー。プロのカメラマンが撮影した各人の写真が貼り付けられてあり、モデルのようなモノクロの写真が貼られています。 それでは「RISE Café」へ潜入してみましょう! 営業時間は朝8:30から18:30まで。17:30からはアルコールも提供されます。 座席数は90席。立食形式だと150人ほどのキャパシティ。 ワオ! 眼下には、皇居が綺麗に見える絶好のロケーション。仕事が終わったら、皇居ランを楽しむ社員もいるとか。別フロアには社員専用のシャワーブースが設置されています。 社員の家族を呼ぶファミリーデーも開催しています。今年のテーマは「サーカス」だったため、ピエロの格好でのゲームや食べ物などで盛り上がったとか。 以前のオフィスでは、フロアが分かれていたため同じ会社にいてもゆっくり話しもできなかったそうですが、今は気軽にカフェで話しができるようになったそうです。 ショーケースには、各種サンドウィッチやサラダ、ケーキなどが並んでいます。 ブルーベリー マフィン380円
オートミール チェリーチョコチップクッキー 250円
チョコレート エスプレッソブラウニー 300円(左から)エスプレッソ ベーコンエッグ サンドウイッチ 400円
ピザパニーニ 600円ケーキやプディング 300円〜 株式会社モジョジャパンのゼネラルマネージャー、カラ・アロイさん。 季節の野菜、新鮮で美味しい食材を提供しているのはもちろん、スタッフのビジネスマナーも徹底しているとのこと。 ポークサンドイッチ BBQソース 650円 ピザ パニーニ 600円 週替わりランチ ボスカイオーラ(キノコとツナとトマト) ドリンク付き 750円 スウィートポテトとキノアのサラダ 500円 マンゴースムージー 400円 フラットホワイト 350円 社員の評判は上々で、海外からくるエグゼクティブも「ここのコーヒーは東京で一番美味しい」とのこと。 カフェのレジでは、電子マネーとクレジットカードのみの取り扱いとなっており、購入した商品と金額がiPadに表示されます。うーむ、カッコイイですね。 社員の声
「味はとても美味しい。週に一度チームでの情報交換の場としてランチミーティングも行なっています」「普段会わない人と、コミュニケーションがとれる場としても役に立っています」 「食後のコーヒーや朝ごはんに利用しています。グランノーラとかフルーツヨーグルトが好きです」 「朝はカットフルーツ、ランチはサンドウイッチかサラダ、毎日使っています。コーヒーはどこで飲むよりも美味しいんです」 世界各地のさまざまなアルコール類。部署ごとのキックオフパーティや打ち上げ、クライアントとの懇親にも利用されています。 今回ご案内いただいた矢島さん、キンバーさん、奥さん(左から)。ご協力ありがとうございました。 「RISE Café」は全体的に木を多く使っており、「本当に会社の中?」と思わされる社内カフェでした。
まとめ
「スペースの活用」「コーヒー」「眺望」が素晴らしい社内カフェ
2014年4月、新オフィスに移転。新しいオフィス環境には、仕事の創造性と効率性を高め、事業部門間の協業や連携を促進するため、多様なスペースの中から働く場所を選ぶことのできる「アクティビティベース型ワーク(Activity Based Work)」を導入、先進的な取り組みが高く評価され、年初に第9回ファシリティマネジメント大賞において「最優秀ファシリティマネジメント賞(鵜澤賞)」、8月には第28回日経ニューオフィス賞において「ニューオフィス推進賞」を受賞した実績を持つCBREさんのオフィス。
その中でも今回御紹介した「RISE Café」には3つの特徴がありました。
まず、単なるカフェではなく、コミュニケーションスペースやワークスペース、新入社員の歓迎会やクライアントとのミーティングやワークショップスペースとして、またファミリーデーなどのパーティ、スポーツイベントのパブリックビューイングにもなるなど多目的スペースとして活用されています。これらは同社が考える「将来のワークスタイル」の一端が垣間見える施設であると言えるでしょう。
次は、運営会社がニュージーランドのコーヒーチェーン「Mojo Coffee (モジョコーヒー)」であること。こちらでは軽食中心となっていますが、同社のワークスタイルに日本風の社員食堂は合わないとの考えと、このコーヒーの虜になった同社の役員の強い勧めにより導入が決定。社員が絶賛する美味しいコーヒーがいつでも飲めることで、社内の士気も高まっているようです。
そしてなんといってもその眺望です。世界の事業用不動産を取り扱っているだけあって、ショールーム的な意味もあるのでしょうが、目の前に皇居があるため、他の高層ビルに視界を遮られることがないだけでなく、皇居の豊富な緑が借景となっているというなんとも贅沢な場所です。
CBREの社内カフェ「RISE Café」は、新しいワークスタイルを提案する同社ならではの「食べる」と「働く」が見事に連動された、社員食堂ならぬ社員食働といえるかもしれませんね。
東京都千代田区丸の内二丁目1番1号 明治安田生命ビル
記事の内容は取材および掲載時点の情報であり、最新の情報を反映・担保するものではありません。