1950年に大塚製薬工場から有機化学部門が独立した際に大塚化学薬品株式会社として設立され、1984年に現在の社名に名称を変更している大塚化学株式会社。かつては一般向けにオロナミンCドリンク(現在の販売は大塚製薬)、ボンカレー(現在の販売は大塚食品)の販売などを行なっていましたが、現在はリサイクル可能なプラスチックスや、自動車の低燃費化を実現する素材などの製造販売を中心に、ケミカルソリューション事業、マテリアルソリューション事業、ケミカルサイエンス事業といった3事業部体制で化学品事業を行なっており、「自動車」「電気・電子」「住宅」「医療」といった分野に製品を提供、グローバル企業として社会に貢献しています。
大塚グループに属し本社を大阪市に構えている、資本金50億円、売上308億円、従業員数511人(以上2017年度)を有する化学メーカーである大塚化学の徳島工場の社員食堂をご紹介しましょう。
まとめ
健康向上を心がける大塚化学徳島工場の社員食堂
大塚化学さんでは、食堂運営にあたり「健康」を意識しているとのことで、そのために「ヘルシーで美味しい」メニューの提供を心がけています。火曜と木曜に「ヘルシーメニュー」と称したメニューが提供されていますが、「開始以来同じメニューが出たことがない」と、マンネリ化しないメニューや、味以外の要素として、美味しく食べることができるよう盛り付けなどの見た目を工夫しており、社員からも高い評価を受けています。
また、外国から打ち合わせ等で来社する他の企業の方が利用する際には、メニューにこだわらずハラール食や軽食などで対応するといった柔軟性も備え、利用者の利便性を高めています。
徳島県内の大塚グループでは「徳島健康プロジェクト」と名付けられた「生活習慣病リスクの軽減による元気で明るい職場創り」をテーマとした生活習慣病対策という取り組みが行なわれています。
もちろん大塚化学さんでもメタボ対象者などに保健指導や健康イベントを実施し、社員の健康向上に努めているだけでなく、独自に「全社員が信頼関係を築きながら生き生きと働くことができる職場環境を実現するとともに、社員の健康の維持・増進に組織全体で取り組む」という「大塚化学健康宣言」を宣言されています。
今後は社員食堂でもさらにヘルシー施策に取り組むとのことですので、社員食堂のさらなる充実化が期待できそうです。
大塚化学株式会社
徳島県徳島市川内町加賀須野463
徳島工場
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【企業関連ニュース】2019/09/20 大塚化学株式会社は、特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパンが主宰する「イクボス企業同盟」に加盟し、 「イクボス宣言」したと発表した。