
地元の食材を積極利用! 食べて地域貢献を実現している銀行の行員食堂
女性の多い職場ならでは? 食後にはチョコパフェやアイスクリームで憩いのひと時
今回ご紹介するのは、和歌山県および和歌山市の指定金融機関である株式会社紀陽銀行です。
和歌山市に本店を置く同行は「地域社会の繁栄に貢献し、地域とともに歩む 堅実経営に徹し、たくましく着実な発展をめざす」という経営理念で、和歌山、大阪、奈良、東京に合計111店舗を展開しています。(インターネット支店含む)
そんな紀陽銀行さんの地域社会への貢献活動のひとつとして、行員食堂で、地元産の食材を積極的に活用していることに社食ドットコムは注目。それでは早速ご案内いたします!
紀陽銀行は、和歌山県に本店を構える唯一の銀行です。こちらは向芝オフィス。 エレベーターで最上階の11階にある行員食堂へ。 こちらの行員食堂では、地元産の食材を積極的に利用されており、「食」でも地元貢献を行なっています。 こちらは食券販売機。メニュー別に色分けされているので、直感的に分かりやすいですね。 メニューは「スペシャル」「ヘルシー」「ライブ」「麺セット」の4種類と小鉢等が日替わりで提供されています。 電子マネーのシステムを導入し、利便性を高めています。 営業は11時から14時まで。お昼時は行員にとっては大事なリラックスタイム。 1日の利用者は約230食前後。12時になると一斉に人が集まってきます。 メインメニューの値段は各450円。ボリューミーで行員にも大好評。 調理スペースも含めた行員食堂の広さは約470平米、座席数は260席。 あっという間に満席に。ランチタイム以外の食堂は行員の歓送迎会にも使われています。 女性が多い職場であるため、利用者は女性比率が高め。お弁当持参の方も見えますね。 持参したお菓子で食後は貴重な談笑タイム。午後からの仕事への活力源? ですね。 「地産地消については地元の食材をなるべく多く使って、取り入れていきたい」と語る運営スタッフさん。 この日の「麺セット」は、「台湾らーめんと五目チャーハン」 「スペシャル」メニューは、「チキンカツ タルタルソース」 「ライブ」メニューは、「豚肉のゆず味噌炒め」 今日の小鉢は小松菜のおひたし、大豆五目煮、コーヒーゼリー。 こちらはカフェコーナー。コーヒーやソフトドリンク、アイスクリームなども。 おいしそうなチョコパフェ。女性だけでなく男性にも人気だとか。 行員食堂内にATM。銀行ならではですね。 行員の声
「行員食堂は地元の食材なので、安心ですし健康のバランスがとれるのが嬉しいです」行員の声
「地産地消については、地方銀行として地元エリアの食材を摂ることは大事だと思います」当日ご案内いただいた、広報・CSR推進室の川崎さん、中辻さん(左から)。ありがとうございました。
まとめ
紀陽銀行さんの設立はなんと1895年。「地域社会の繁栄に貢献し、地域とともに歩む 堅実経営に徹し、たくましく着実な発展をめざす」という経営理念のもと、2015年には創立120周年を迎えた歴史のある銀行です。
銀行というと「お堅いイメージ」を抱きがちですが、「銀行をこえる銀行へ」のスローガンを掲げている紀陽銀行さんは、社会貢献活動にも力を入れています。
中でも年に2回開催している著名な指揮者・演奏家によるクラシック音楽の「紀陽コンサート」は40回以上を数え、市民の文化意識・芸術を愛する心を育む一助となっています。また世界遺産となっている熊野古道の修復活動(土の補充など)をボランティアで役職員が行なうなど、森林保全活動や文化保全活動に力を入れているそうです。
そんな紀陽銀行さんの行員食堂では、関西エリアの自治体が集まって設立した「関西広域連合」が行なっている、地元食材を積極的に活用することを目的とした「おいしい!KANSAI応援企業」に登録。行員食堂でも地元を応援していくことを宣言されています。
このように、ビジネス以外の活動においても、地元への貢献を行なっている紀陽銀行さんでした。
和歌山県和歌山市本通1-35
記事の内容は取材および掲載時点の情報であり、最新の情報を反映・担保するものではありません。
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