「INよりOUT」摂取カロリー以上の運動を推進している会社の社員食堂
「生活習慣病予防を推進する」社員の要望で生まれた京都の社員食堂
今回は社食ドットコム初の関西の企業「オムロンヘルスケア」を紹介します。2011年に京都府向日市に建てられた新社屋は、「快適でゆとりを感じ、環境にやさしい」などの審査基準をクリアした企業のみに与えられる「日経ニューオフィス賞」を近畿地区で唯一受賞している自慢のオフィス。その中で社員の強い要望からうまれたという社員食堂は、1日のべ600人が利用しているそうです。
「生活習慣病予防を推進する」というオムロン ヘルスケアの社員食堂をレポートします。
まとめ
オムロンヘルスケアでは、新社屋に移転する際に、社員に意見を募ったところ、「社員食堂を充実させてほしい」との意見が続出したといいます。それを受けて設計を変更、現在のスタイルが出来上がりました。
社食運営での問題点は、利用時間をシフト制にしているため、同じ部署の人と食べる機会が多くなるということ。しかしこの点は食堂を運営する企業に相談し、納涼祭やお花見といった全社員が参加できるイベントを企画するなどして対策をとっているそうです。
会社が健康産業の代表的企業でもあるため、社員食堂のメニューも徹底的にヘルシー指向かと思いきや、「若い社員も多いですし、会社としては低カロリー食ばかりを提供するのではなく、摂取カロリー以上の運動などの推進をしています。INよりOUTを充実させることで、健康的な生活習慣病の予防も提案できるのではないでしょうか」とのことでした。
社食を通してからも「よりよい社会づくり」を目指す企業としてのポリシーが感じられました。
京都府向日市寺戸町九ノ坪53番地
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