西武鉄道の社員食堂を学生記者が訪問しました
学生記者による取材レポート
西武鉄道取材同行記(1)
開放的でゆったりとしたランチタイム!
所沢駅を降りてすぐに位置する西武鉄道本社に伺いました。毎日のようにお世話になっている西武鉄道への訪問が私の初取材、ということで嬉しく思います。
建物に入って7階へ上がり、すぐに社員食堂がありました。まず目に入るのが、一直線の長くて広い中央のスペースです。遮るものが何一つなく、50m以上はあるように感じました。思いっきり走りたい衝動に駆られるほどです。
そのスペースの両側に600近い席があります。1人や2人の席はあまりなく、ほとんどが4人または8人の席になっていました。理由を伺うと、ランチを通して、世代や部署を超えたコミュニケーションを自然と取れるように、とのことでした。
メニューに関しては、日替わりの定食2種類・丼もの・カレー・ラーメンの計5種類のラインナップで、どのメニューにもサラダバーが付いてきます。男性社員の割合が多いこともあってか、全体的にカロリーが高めに作られていました。また、メニュー数は少ないようにも感じましたが、その分価格や提供速度へのこだわりが強いようでした。
価格に関しては、定食で300円ちょっとという驚異的な値段でした。大学の学食よりも安く、良心的です。これは、社員の方が毎日のように社食を利用する大きな理由ではないかと思いました。支払いがPASMOのみであるところには、会社らしさを感じました。
伺った日は、天草フェアを行っており、定食と丼ものに天草の食材が取り入れられていた他、物販や観光案内もされていました。私は、この天草のさくら鯛とあおさが使われた定食を頂きました。上品に味つけられた鯛は、身のふっくら感はもちろん、皮まで美味しさがありました。お汁に入っていたあおさは、存在感が抜群でした。このような全国の地域と連携した催しは頻繁に開催しているそうです。
お忙しい中、多くの方々にインタビューもさせて頂き、本当にありがとうございました。
西武鉄道取材同行記(2)
社員食堂は“食事をするだけ”ではない、笑顔空間だった!
私が今回訪問させていただいたのは、所沢駅の目の前にある西武鉄道本社の社員食堂です。
鉄道会社なので、私は男性社員が女性社員よりも食堂を利用することが多いのではないかと予想していました。お話によると、約70%が男性、約30%が女性とやはり男性社員が多く利用されているようです。
7階にある社員食堂に足を踏み入れた時、大きな窓から街を一望できる開放的な空間にたいへん驚きました。メニューはA定食、B定食、丼、麺と様々でした。男性の方は食べる量も多いと思うので、ガッツリした丼や麺を選択することが多いのではないかと考えていたのですが、定食を選択する方が多くみられました。
定食は主食・主菜・副菜・副々菜・汁物の他に、サラダと香の物が付きボリューム満点でした。女性社員の方はお弁当を持参して食堂で食べることもあるようです。
また、この日は熊本県天草市とコラボした社食フェアを開催していて、鯛やあおさ汁など、天草の特産品を使用した献立となっていました。さらに小さなブースを設けて特産品の販売も行っており、買い物をして仕事に戻る方も多くみられました。
取材で伺ったところ、おいしくボリュームもあってとても満足しているという感想がほとんどでした。また、1テーブル8人掛けとなっているので他の部署の方とのコミュニケーションの活性に繋がることや、気持ちを切り替えて午後の仕事ができるようにと食堂の役割は“食事”だけではないということが分かりました。
私は栄養学を専攻しているため、社員食堂を利用している方のお話を実際に伺うということはたいへん貴重な経験となりました。食堂の空間は笑顔であふれており、食の偉大さを改めて感じることができました。
ありがとうございました。
記事の内容は取材および掲載時点の情報であり、最新の情報を反映・担保するものではありません。