大鵬薬品工業株式会社は、本社を東京におき、全国に22の支店、53の出張所、5箇所の工場と2箇所の研究所を有する医薬品メーカーです。一般的には「愛情一本」のキャッチコピーでおなじみの栄養ドリンク「チオビタ・ドリンク」や胃腸内服液「ソルマック」などで知られている一方、医療用医薬品の売上が9割を占める、抗がん剤のリーディングカンパニーの一つであります。
そんな同社の北島工場は徳島県にて敷地面積272,000平米を有しており、2013年に抗がん剤のグローバル生産拠点として竣工、その後2016年には治験薬製造棟が、そして2017年には大塚グループの厚生・事務棟が竣工されました。この厚生・事務棟の3階部分には “心身ともに美しく!” をコンセプトに持つ屋外テラスを備えた、製薬会社ならではの健康を意識した社員食堂が設置されているそうです。
それでは一緒に訪問してみましょう!
まとめ
健康とコミュニケーションを追求する社員食堂
大鵬薬品工業北島工場の社員食堂のコンセプトは“心身ともに美しく!”であり、栄養バランスを考えた彩り鮮やかなヘルシーランチやサラダバーといった食事を提供することで、社員の健康に配慮しています。
北島工場の食堂運営会社のスタッフによると、「やはり健康への関心の高い方が多いですね。メニューの塩分やトランス脂肪酸についての問い合わせがあるなど、製薬会社の工場ならではだと思います」。
女性が多い職場ということもあり、食堂運営会社も「若い女性スタッフがメインになって女性向けのメニューを作っています」としっかり対応されています。
社員食堂にはもう一つのテーマ「社員といろんな人の繋がり」を掲げています。
厚生・事務棟には、グループ企業の厚生・事務作業を取り扱う 「大塚ビジネスサポートセンター」や、ハンディキャップを持つ人の就労支援を行う「はーとふる川内株式会社」などが入居。
「グループ内の他企業とは普段の交流が少ないため、年末は社員食堂で合同忘年会を行いました」
(同社工場総務部 池渕副部長)
今後は社員食堂での取り組みをグループ企業全体で実施していく予定とのことで、各社員食堂に「血圧計」や「体脂肪計」などの測定器を設置。社員の健康に対する知識を高めてもらう他、健康イベントの実施も予定しているそうです。
健康的な食事の提供とコミュニケーションの場として社員食堂を活用されている大鵬薬品工業北島工場の社員食堂“Oasis”でした。
大鵬薬品工業株式会社
徳島県板野郡北島町高房字居内1-1
北島工場
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